1980年代生まれ視点のモーニング娘やハロプロメンバーの歌唱力評価のまとめです。オマケとしてエース考察や私的名カバー紹介もやってます。ちなみに、私のモーヲタ遍歴を申しますと、私は80年代生まれかつ、辻ちゃんと加護ちゃんからモーニング娘のファンになりました。この当時は、シェキドル、前田有紀までカバーする守備範囲の広さを見せていましたが、迷走期(プラチナ期)には、急激にモー娘。熱が冷め、再ブレイク期までノータッチという体たらく。再ブレイクを聞きつけ、一時は高橋、鞘師率いるモー娘。に魅せられますが、鞘師脱退以降のモー娘。に食傷気味…このため、再ブレイク期以降のモー娘。以外のハロプロユニットには疎く、このまとめがきっかけでようやくJuice=Juiceを知ったくらいです。まず大前提として、アイドルは総合芸術であると思っています。一般的な歌手とは違い、歌唱力、ダンス力(パフォーマンス力)、ルックス、エフェクトなどの要素をそれなりのレベルで、上手くまとめているのが理想のアイドル像です。それを高いレベルで体現していたのが「モーニング娘。」であり、「Perfume」であったと思います。そのため、アイドルの歌唱力とは、単なる声の良さではなく、『声質+表現力+歌の上手さ』だと定義しています。そして、声質はアイドルの醍醐味だとも思っていて、魅力的な声質を持つメンバーが高レベルの表現力と歌の上手さを持つメンバーを軽く凌駕する様子が見られることもあります。私がハロプロメンバーを評価する際に最終的な評価値として利用するのがアイドル力です。これは、上で説明した歌唱力の要素に加え、ルックス、カリスマ性の3ポイントを重点的に評価したものです。私が長らく追いかけてきたモーニング娘の魅力とは何なのか。これを考えてみると、声質とカリスマ性という、非常に不透明な部分で序列された存在だからこそなのではないか、と考えています。上で説明したアイドルの評価基準をわかりやすく教えてくれるのが彼女たちです。娘在籍時の加護亜依の魅力を簡単に説明すると、まさに声質とカリスマ性です。耳に残る特徴的な声質と持ち前のカリスマ性によって発揮されるパフォーマンス能力は全盛期モーニング娘の中でも群を抜いていました。それと対照的なのが高橋愛の存在です。彼女は、表現力と歌の上手さが持ち味で、20年にもなる長いモーニング娘の歴史においてもトップクラスであると断言できるレベルです。アイドルに求められるものが単なる声の良さであるならば、高い表現力まで持ち合わせる高橋愛が一時代を築き上げたはずです。しかし、現実には加護亜依と辻希美のツートップが一時代を築き上げ、モーニング娘をけん引していきました。この状況こそがアイドル力の未知なる可能性であり、アイドルの面白さでもあると思っています。モーニング娘からハロプロまで視野を広げても、本当に歌の上手いメンバーはかなり少ないと思います。正統派という条件をつけた歌唱力なら高橋愛が歴代トップだと思っています。歌の上手さ、表現力が高いレベルでまとまったメンバーで、さらに素晴らしいのが調和の巧さです。アイドルが総合芸術であることへの理解を感じる調和力で、どの楽曲でも他メンバーにピタリと合わせる器用さを魅せます。特に、再ブレイク期は、リーダーとなった彼女の調和力に助けられたメンバーは多そうです。典型的な歌が上手いだけメンバーです。そのため、モーニング娘の中でもアイドルというよりかは、歌手に近い存在だと思っています。彼女の歌を聴いて思うのは、もし相応の表現力が備われば、物凄い成長を遂げるのではないか、ということです。2018年現在は、成長により圧倒的なルックスも手に入れたようなので、ぜひ表現力を身につけて欲しいですね。松浦亜弥を一言で表すなら骨太アイドルです。そんな安定感が歌にも発揮されています。この人が凄いのは、しっとりとした曲も、バリバリのアイドル節な曲も、高いレベルで歌い上げる部分で、ハロプロの中で歌を聴いていて最も安心できるのが「あやや」だと思います。その歌唱力は、つんくもベタ褒めのようで、ハロプロの中でもトップクラスだそうです。単に歌の上手さではなく、歌唱力で評価すると、ハロプロ史の中でも圧倒的だと思います。加護ちゃんは、歌唱力の中でも声質と表現力が圧倒的すぎるので、歌の上手さの評価は難しいです。 まず大前提として、アイドルは総合芸術であると思っています。一般的な歌手とは違い、歌唱力、ダンス力(パフォーマンス力)、ルックス、エフェクトなどの要素をそれなりのレベルで、上手くまとめているのが理想のアイドル像です。それを高いレベルで体現していたのが「モーニング娘。」であり、「Perfume」であったと思います。そのため、アイドルの歌唱力とは、単なる声の良さではなく、『声質+表現力+歌の上手さ』だと定義しています。そして、声質はアイドルの醍醐味だとも思っていて、 … 松本伊代とか早見優とか言うほど代表曲が売れてないのにレジェンド扱いされてるアイドル . 秋元先生は元々テレビの裏方の人だから40年以上積み上げた実績と人脈が膨大ハロプロは興行選んだのだからテレビに相手して貰えなくても当たり前 競合しないとか言ってるけど番組に出るには「アイドル枠」ってあるんだよ普通にその枠の取り合いだよ 引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/morningcoffee/1594280172/そもそも90年代からそんなに売れてない。 ただ、モーニング娘の平均値で考えると、間違いなく上手い部類に入るでしょう。さらに、加護ちゃんの場合は、ルックスとカリスマ性まで備えるので、私の中のアイドルの理想像こそが彼女なのです。カントリー娘の「みうな」です。非常に特徴的で耳に残る声質をしていて、特に印象的なのが「浮気なハニーパイ」での藤本美貴の共演です。モーニング娘では他メンバーの声と喧嘩することが多かった藤本美貴の最良パートナーかと思っています。美勇伝の岡田唯です。この人も特徴的で、とても面白い声質だと思います。ハロプロのセクシー担当であるメロン記念日の斎藤瞳さんを過去にした、新時代のセクシー担当(笑)。アダルト要素皆無のハロプロにおいて、ややアダルト要素を取り入れた美勇伝でしたが、彼女がいたからこそでしょう。モーニング娘の歴代エースを語る上で、ポイントになってくるのが、リーダーとエースの違いではないかと思います。ファンには、リーダーとエースを混同している人が多いように感じました。この人については、私が本格的にハロヲタになる前のエースなのですが、初代エースといえば、誰もが「なっち」を挙げることから、やっぱりエースではないでしょうか。そもそも、この当時のモーニング娘と私がファンになってからのモーニング娘は、方向性がまるで違うので、エースに求められるものも違ってくると思います。個人的には、オールドメンバーとしての「なっち」の方が記憶に残っている感じで、30歳を過ぎて、いまだ「なっち」という形容に対して、全く違和感を感じさせないのは素直に凄いと思います。私はゴマキフィーバーが一体なんなのか、いまだにわかりません。そのため、2代目エースの後藤真希は、世間やトレンドが作り上げた偶像という部分も大きいのではないかと思っています。その意味では、ビジネス的な、数字的な観点からのエースこそが後藤真希ではないかと思っています。AKB48の絶対的エースといえば、間違いなく前田敦子ですが、後藤真希と前田敦子、この時期のモーニング娘とAKB48には、意外に共通点が多いのではないかと思います。モーニング娘の3代目エースは、歴代の中でも唯一2人で務めました。いくら考えても、この2人を切り離すことはできず、やっぱり辻加護はコンビで娘をけん引してきたと思います。色々な意味で異色のエースで、この2人を含む4期メンバー加入を機会に、モーニング娘の方向性もガラッと変わりました。モーニング娘2といっても過言ではありません。この人なしにモーニング娘の再ブレイクは語れないでしょう。再ブレイク期を支えたフォーメーションダンスの軸になったメンバーで、歴代メンバーと比べても、圧巻のダンスパフォーマンスを持ってます。踊るエースという、これまでとは全く違った方法で、エースの座についた異色の存在です。鞘師がエースたる所以は、「愛の軍団」辺りの鞘師とそれ以前の鞘師を見比べればすぐに理解できるはずです。私が5代目エースに化ける可能性があるとすれば、「小田さくら」なんじゃないかと思います。個人的には「佐藤優樹」に頑張って欲しかったんですが、再ブレイク期にあった差を「小田さくら」にいっきに詰められてしまいましたね。鈴木香音、佐藤優樹、小田さくらの3人は、20歳になるのが、とても楽しみな逸材でしたが、この中で最もイメージ通りで素直な成長をしたのが「小田さくら」かと思います。モーニング娘においてリーダーに抜擢されたメンバーは、結構たくさんいます。あくまでもファン目線になりますが、私の中で目覚ましい活躍をしたと思えるリーダーは2人いて、「高橋愛」、「道重さゆみ」です。特に高橋愛に関しては、非常に評価していて、低迷期(プラチナ期)から再ブレイク期へ娘を橋渡しした功績が大きいと思います。9期加入後初シングルの「まじですかスカ」なんかでは、高橋愛の存在がいかに大きいか、MVを通じてビシビシと伝わってきますからね。あくまでも時期毎のメンバーを相対的に見ての評価となりますが、これほどまでに頼れる絶対的リーダーとして君臨したのは、彼女がリーダーとして活動していた時期だけではないでしょうか。この曲をこの人たちが歌う意味がある、という必然性を感じられなければ、基本的に駄カバーという扱いにしてます。ただし、ファンの間で名カバー扱いされることも多い松浦亜弥の「渡良瀬橋」なんかは、曲調的に私の中のアイドルからは逸脱していて、評価基準を持っていないので、そもそも選考対象に入れてません。藤本美貴の楽曲は、数々のメンバーにカバーがされていますが、ことごとく駄カバーに終わっています。そんな非常に難しいミキティの楽曲を見事にアレンジしたのが加護亜依です。ハロプロ史上におけるベストカバーといっても過言ではない名シーンで、ライブパフォーマンス、アレンジ力、アドリブ力、表現力のどれをとっても100点満点です。私はこのカバーに、アイドルの天才としての加護亜依を見ましたね。単純な歌の上手さならリリース当初のゴマキを完全に超えてます。小田さくらは、割とハロプロユニットの曲をカバーしているようですが、その中で1番良かったのがコレですね。ただ、表情や表現力が乏しく、これに表現力が加わってくると、どんなパフォーマンスになるのか非常に気になります。ピンクレディーの中で1番好きな曲なので、これをカバーの上手いWに歌われてしまうと、問答無用といいますか。ただ、この時期は辻&加護の表現力が頂点付近に達した時期なので、割とどんな曲でも、自分たちのものにしてしまうんですよね。「恋のフーガ」、「恋のバカンス」なんかも好きなんですが、ここは完全に好みで選んでみました。ちなみに、Wの圧巻パフォーマンスを確認できる曲に、Wオリジナル曲のロボキッスがあります。ちょっと、異常なくらいのパフォーマンスが見れる曲なので、MVは必見。なっちは、この時期になってくると貫禄や風格が半端じゃありません。まさにハロプロの女王という感じで、森高千里のザ・ストレスを見事にカバーしています。森高さんも割と軽く流すような感じのユルいパフォーマンスが魅力だと思います。そのため、ハロプロの大ベテランという余裕が、楽曲にマッチしたのではないでしょうか。誰もが知っている往年のアイドル。ピンクレディのカバーです。私の中で、プラチナ期イチオシの曲で、めちゃくちゃ総合力の高い曲だと思います。私のモーニング娘。鑑賞スタイルに亀井軸という新たな基準を生み出してくれた曲でもあって、幸の薄さと影の薄さはハロプロ随一の「亀井絵里」ちゃんがめっちゃ活き活き歌ってます。そんな亀ちゃんを軸にして、亀井+道重の6期コンビ、亀井+三井のコンビなどなど、観ていて非常に面白いです。基本的に、モーニング娘の楽曲は、必ず特に必要ない数合わせのメンバーが曲毎に出てくるものですが、ペッパー警部に限っては、全員必要と断言できるくらい完成度が高いと思います。しかし、皮肉なことに「つんく」さんが曲制作に関係していないという…高木紗友希は、Juice=Juiceというハロプロユニットのメンバーだそうです。再ブレイク期からは、基本的にモーニング娘しか見てないので、全く知らない人でした。Juice=Juiceの動画を観ても、誰が誰の声だかわからないので、歌唱力の評価はできませんが、このリゾナントブルーのカバーについては、かなり良カバーだと思います。それと、この人ゆとり世代には珍しく、表情を使った表現がとても上手いですね。それと、Juice=Juiceというユニットは、私の知っているハロプロユニットの中でも、かなり完成度の高いユニットのような気がします。名カバーなのか?迷カバーなのか(笑)わかりませんが、やっぱり名カバーなんでしょう。在籍中の道重が歌う赤いフリージアは、「さゆ~じあ」のようですが、個人的に印象に残っているのが、合宿時と卒業時です。卒業時にも、やっぱりそんなに上手くなってないのが逆に素敵で、在籍10年間、常に道重クオリティで突っ走ってきました。この人は、ダンスも歌もハッキリ言って下手ですが、それを帳消しにできるほどのルックスとライブパフォーマンスを持ってるんですよね。鞘師へのキスも、この人だから許された特権でしょう。このまとめを作成するにあたって、ユーチューブで色々と動画漁らせてもらいました。その結果、高木紗友希やランバ=ラル(笑)【段原瑠々】Juice=Juiceなど、なかなか面白い逸材も見つかって面白かったです。それと、著作権ドン無視の有志?盗賊?によるハロプロ動画をたくさん見受けられて、相変わらずモーヲタ、ハロヲタ熱は熱いな、なんて思いました。しかし、この人たちによる動画は、基本的に歌の上手さのみの観点からの歌唱力を評価しており、私にように表現力や声質まで含めた歌唱力の評価で、総合芸術としてアイドルを見れるにようになれば、その数倍はアイドルが面白くなるのに残念だな、なんてことも同時に思いました。アイドルの歌唱力を歌の上手さで評価すると、絶対的な壁として立ちはだかるのが、歌や歌の技術で売っているプロの歌手です。残念ながらアイドルは、アーティストとしてはプロですが、歌手やダンサーとしてはプロじゃないんです。また、アーティストとしてのアイドルに求められるのは、パフォーマンスです。ハロプロの歌唱力評価関連の動画を観ていて思ったのが、悦に浸っているというのか、実に気持ち良さそうに歌ってるメンバーが多いという点です。そして、そんな動画を観ていて思ったのが、カラオケの域を脱しないという感想で、モーニング娘でいえば、9期以降のメンバーにその傾向が強かったです。ちなみに、彼女らの歌をカラオケからパフォーマンスに昇華させるヒントこそが、「加護亜依」であり、「高橋愛」だとも思いました。結局、全盛期の加護亜依の凄さを再確認しただけでした(笑
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